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【記憶の哲学】立命館大学__公開研究会 「表現された記憶の解釈」
2025/09/27 (土)14:00 - 17:30
概要・詳細
立命館大学 記憶の哲学研究会
第2回公開研究会「表現された記憶の解釈」
記憶をめぐる哲学的探究
私たちの記憶は、単なる過去の記録ではなく、現在の自己を形作り、未来への志向を支える根源的な営みです。記憶という研究テーマは近年、研究形態の多様化、学際研究の促進により活発な議論がなされています。教養や常識といった社会通念のみならず、戦争の記憶の継承や高齢者の認知症などの社会課題との接点から数々のアプローチがわれています。
本研究会では「記憶」を哲学的に問うため、
現代思想・現象学・分析哲学・心の哲学・認識論などのアプローチを横断し、
詩や小説、絵画作品の分析、身体性・集合性・物語性といった多層的観点から議論を行っています。
第2回では、第1回の公開研究会の振り返りを踏まえ、実際の芸術作品とその解釈および継承の問題に踏み込み、記憶概念を解釈する営みに関する実践的な考え方の整理を行います。また、文系研究者の今後の生存戦略について座談会を行い、生きていく上での課題を予想・情報共有、企業との連携可能性について話します。
*9月17日を予定している第1回公開研究会では「データ化される感覚とそうではない社会的感性」についてディスカッションを行います。