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基礎から学ぶ精神分析的心理療法2025―現場の『困った!』に使える主要理論とテクニック― 欲動論・自我心理学①
2025/08/31 (日)10:00 - 17:00
概要・詳細
2022年度より3年間,事例検討中心のセミナーを開催し,1日最大3ケースを取り上げ学びを深めてまいりましたが,皆さまから「理論を体系的に学びたい」という声を多くいただいておりました。
そこで2025年度より,満を持して「理論と臨床をつなぐ」連続セミナーを開催いたします!
理論と技法の発展の歴史に従い,欲動論,自我心理学,対象関係論,自己心理学に加え,文化・対人関係精神分析(ホーナイ,サリバン)、現代精神分析(スポットニッツ),関係精神分析(ミッチェル)までじっくり学んでいく予定です。
2025年度は,その第1年目として,欲動論と自我心理学を取り上げます。理論を土台に,日々の臨床に生かせる理解をともに深めていきましょう。
■当研究会について
当研究会では,ポスト・フロイト派※精神分析家の青木滋昌先生を講師にお呼びし定期的にセミナーを開催してきました。青木先生はニューヨークにあるNPAPという精神分析研究所にて精神分析家の資格を取得された後,名古屋で約30年にも渡り開業臨床を行っているベテラン臨床家です。
回数を重ねるにつれ,立教関係者(院生,修了生)だけでなく毎回60名前後の参加者の方々に幅広くご参加いただいております。
※ポストフロイト派では,欲動論,自我心理学,対象関係論,自己心理学といった精神分析理論を統合的に用いて臨床実践を行うため,マルチ・モデル・フロイディアン(Multi-Model Freudian)とも呼ばれています。臨床実践では,治療者の逆転移の臨床的利用と患者との情緒的相互交流・コミュニケーションを重視します。
参加者の皆様からは,
精神分析は冷たいというイメージが変わった
情緒的に温かい精神分析を初めて知れた
ケースに即して具体的なやり取りを教えてもらえるので明日からの臨床実践を頑張ろうと思える
との感想を毎回いただいています。
当日は理論のレクチャーに加えてライブ・スーパービジョン形式※で理論と臨床をつなぐ具体的な方法をお伝えします。
※発表者がライブでスーバービジョンを受ける場に参加者も参加して学ぶ形式。