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【会場参加あり】学びのRen vol. 9 「洲浜」と日本庭園の秘密
2025/06/14 (土)14:00 - 15:00
概要・詳細
学びのRen vol.9
「洲浜」と日本庭園の秘密
日時 | 2025年6月14日(土)14:00~15:00(レクチャー)
<会場のみ>15:10~16:00 (庭園散策・お話し)
<会場のみ>*散策終了後〜16:30(講師を交えての茶話会)
会場 |15名ほど 参加費 | 3000円 (お茶・お菓子付き)
matohu 椿山 東京都文京区関口1-35-17山水ビル301
オンライン配信 | Zoom 参加費 1000円
<当日・アーカイブ視聴1ヶ月>
〈 左:matohu 堀畑裕之、右:原瑠璃彦氏 『洲浜論』トークイベント風景より 〉
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服飾ブランドmatohuが主催する楽しい文化講座「学びのRen」。
今回は、日本庭園やお能・狂言などの研究者である原瑠璃彦さんに、「洲浜」を通して見る日本文化と庭園のさまざまな秘密を教えていただきます 。リアル参加の方には、お話しの後に実際に椿山にある大名庭園「細川庭園」を一緒に散策しながら、原さんに美しさの秘密を読み解いていただきます。
〈細川庭園〉
「洲浜」とは、曲線を描きながら出入りする海辺のイメージです。古代から日本文化の各所で継承されてきた日本特有の海辺の表象〈洲浜〉をまったく新しい視点で紐解いた『洲浜論』(作品社)は、原さんのデビュー作です。matohuの堀畑が本の表紙の図案を担当しました。第74回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第15回表象文化論学会賞奨励賞受賞した名著です!
「洲浜」のモチーフは平安時代に盛んに用いられましたが、時代が進むにつれて抑圧され周縁的なものとなっていきました。しかしその吉祥性・清浄性・聖地性をもって「日本らしさ」の指標となり、この国の文化の奥底で密かに息づいてきました。
〈 《住吉物語絵巻》鎌倉時代。人物が立っているところが「洲浜」 〉
今回はその「洲浜論」を中心に、さらに私たちが普段知っている日本庭園の新しい見方を楽しく教えていただきます。講義の後には、きっとあなたもスハマー(洲浜好き)になっているかも!
リアル参加は、庭園散策と茶話会付き。オンラインでも参加できます。アーカイブ配信1ヶ月あるので、安心です。ぜひふるってご参加ください。
講師 | 原瑠璃彦(はら・るりひこ)氏