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ヘルスケア・エンジニアリング ― 超高齢化社会の課題解決を目指す先進的な技術開発 ~ウェアラブルセンサー、AI活用、ナノテクノロジー、それらの医療・介護への活用~
2025/04/16 (水)14:30 - 18:45
概要・詳細
第7回 LINK-J・UCサンディエゴ ライフサイエンス・シンポジウム
LINK-Jでは、2018年以来、UCサンディエゴと協力して、ライフサイエンスに関連したトピックスを取り上げた特別シンポジウムを日本橋で開催してきました。このシンポジウムでは、アカデミアと産業界のリーダーをお招きしてトピックスの分野における最新動向について議論し、参加者の皆様に最先端の研究とそれらを実用化する意義についてお伝えします。これまで、マイクロバイオーム、システム・バイオロジー、精密医療やバイオものづくりなどを取り上げてきましたが、第7回目となる今回は、ヘルスケア・エンジニアリングを取り上げます。
超高齢化社会は医療体制に様々な課題を突き付けています。高齢者の増加とともに、循環器疾患、糖尿病、がん、認知症などの慢性疾病を抱えた患者が増え、入院病床の不足や医療費・介護費の高騰をもたらしています。また、ストレスの高い労働環境や急速に進む少子化は、医療・介護従事者の不足や看護の質の低下、場合によっては地域の診療所の閉鎖にもつながっています。こうした課題は近い将来に医療体制のひっ迫をもたらす恐れがあり、医療機関のみならず介護施設や家庭で分散的に患者をケアする必要性が高まっています。
先進技術は日ごろの健康管理、病気の予防、疾病の診断や治療、長期介護といった様々な局面でヘルスケアの革新を可能にしています。例えば、消費者は様々なデバイスを装着し、身体の状態を日常的に把握できるようになりました。そうしたデバイスの利用により、消費者自身が気づいていなかった疾病の診断につながるケースも報告されています。しかし、一般的な消費者用デバイスが測定できるデータの種類は限られているうえ、医療従事者が診断し治療方針を決定するに足る精度を備えている消費者用デバイスは多くありません。
現在求められているのは、これまで測定が難しかった身体の状態やバイオマーカーを高精度かつ容易に計測できる高機能デバイスの開発や、そうしたデバイスの実用化を可能にする周辺技術の確立です。それと同時に、医療応用を可能にするための臨床研究や信頼性の高いデータ管理システム開発の取り組みも不可欠になってきます。
今回のシンポジウムでは疾病の兆候の早期検出を可能にする技術に焦点をあてつつ、ヘルスケア分野の喫緊の課題解決を目指す日米の工学的な取り組みを紹介いたします。
登壇者も来場しますので、ぜひリアル会場でのご参加をお待ちしております。
※同時通訳あり
※英語字幕利用可能(オン/オフは自由に選択できます)
※字幕は市販されているアプリを使用しており、LINK-JおよびUC San Diegoは誤訳、訳文の欠落など、字幕に関する一切の責任は負えませんので、ご了解願います
字幕利用方法:クローズドキャプションの管理と表示
◆前回までのUCサンディエゴに関するイベントやレポートはこちらをご覧ください
日時:
2025年4月16日(水)14:30-18:45(14:15開場、17:45~リアル会場のみネットワーキング)
会場:
日本橋ライフサイエンスビルディング2階201大会議室/オンライン(Zoom webinar)
詳細・参加申込
(外部サイトが開きます)
申込締切
リアル会場参加:2025年4月14日(月)9:00まで
オンライン参加:2025年4月16日(水)17:45まで
※コンビニ / ATM でのお支払いをご希望の場合は、2025年4月15日(火)9:00までにお済ませください。
※必ず申込締切前にお申込みください。
*お支払いの確認ができましたら、マイページより領収書の発行ができます。尚、反映には少し時間がかかる場合がありますのであらかじめご了承ください。