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しんりがく研究会『続・「心」とはなにかーーパーソナリティ心理学からみた心』#荒川出版会
2026/01/24 (土)14:00 - 16:00
概要・詳細
2026年 第1回 しんりがく 研究会
「心」という概念をめぐって、古くから様々な議論がなされてきました。しかし、今日においても「心」を扱う諸学問の間で、「心」が指すものや「心」のとらえ方について見解が一致していないように思われます。そのような中、2025年1月から4月にかけて、「心」という概念が何を意味するのか、そしてその意義について、心理学を中心に「心」を扱う諸学問それぞれの立場から考える特集『「心」とは何か』が金子書房noteにおいて組まれました。
今回の研究会ではその特集を受け、引き続き「心」とは何かを考えたいと思います。同特集にご寄稿された著者以外の方々に、ひろく心とは何かについて、そのお考えをおうかがいしたいと思います。
複数の立場から心を眺めることで、心理学はいかにして心をとらえることができるのか。心理学的であると同時に、存在論的な問題設定のアリーナを、しんりがく研究会で開きたいと思います。
発表タイトル
パーソナリティ心理学からみた心
発表者
下司忠大(しもつかさ・ただひろ)
1991年生まれ、埼玉県出身。立正大学心理学部対人・社会心理学科専任講師。博士(文学)。専門はパーソナリティ心理学、 個人差、心理尺度。著書に『Big Fiveパーソナリティ・ハンドブック──5つの因子から「性格」を読み解く』(分担執筆、2023年、福村出版)、訳書に『パーソナリティのHファクター──自己中心的で、欺瞞的で、貪欲な人たち』(共訳、2022年、北大路書房) がある。2020年度、日本パーソナリティ心理学会奨励賞受賞。
三枝高大(みえだ・たかひろ)
独立行政法人国際交流基金日本語試験センター研究員。博士(文学)。専門はパーソナリティ心理学、差異心理学。著書に"The Routledge International Handbook of Changes in Human Perceptions and Behaviors (Routledge International Handbooks)"(分担執筆、2024年、Routledge)、訳書に『心を測る──現代の心理測定における諸問題』(共訳、2022年、金子書房)がある。2022年度、日本パーソナリティ心理学会優秀大会発表賞受賞。
※ 司会は仲嶺真(荒川出版会)が務めます。