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第16回 富士経済・動物薬セミナー2025
2025/12/11 (木)13:00 - 17:00
概要・詳細
アニマルヘルス業界の直近情勢は、動物薬の供給不安については徐々に解消されつつありますが、価格改定の動きが動物薬の広範囲に及んでおり、畜産生産者の間で生産コスト増大を背景に薬剤費圧縮の動きが表面化しています。また、犬猫用薬はコロナ禍のペットブームが落ち着き飼育頭数が減少に転じる中で、活発な新製品投入もあって薬剤選択の幅が広がり、全体の薬剤需要は堅調に推移しているものと考えられます。
動物用医薬品市場の近年推移は、22年、23年の2年間はCA市場、PA市場ともに成長力を欠き、2年連続のマイナス成長を余儀なくされましたが、本年24年はCAが復調傾向にあり、PAは豚、水産薬が堅調なため、全体としてはプラス成長への復帰が見込まれています。
M&Aによる業界再編も活発であり、グローバル企業のビルバックがオリックス傘下のささえあグループを買収したことで国内シェアに異変が生じており、動物薬卸では森久保薬品から分社化した森久保CAメディカルが医薬卸大手のアルフレッサホールディングスとの資本提携に乗り出しています。
来年度2025年に向けて依然として不透明な業界環境が続いておりますが、弊社の業界リサーチ活動と本セミナーがアニマルヘルス業界の今後の針路を探る手段のひとつとなり、皆様方のビジネスプランの一助となる事を祈念しております。
お忙しい時期とは存じますが、多数の方々にご参加頂きましたら光栄に存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。