「科学って面白い！」を応援する科学コミュニケーションの市民サークル 「KagaQ（かがく）」がお届けする「月夜（げつよる）サイエンス」 月曜の夜に多彩なゲストをお招きし、サイエンスにまつわる「面白い！」お話を楽しく伺います。 第89夜「花の香りからひも解く植物の進化」 地球上に30万種以上が知られている花を咲かせる植物。 その繁栄の秘密は花と昆虫の特別なパートナーシップ「送粉共生系」にあると考えられています。 この共生関係をつなぐ重要な要因が「花の香り」です。 様々な花の香りはどのように進化してきたのか？ その謎を解明することで、現在見られる多様な花と昆虫の関係の成り立ちに迫れるのではないか？ そのようなアイデアで行なっている研究のお話を紹介します。 ※奥山氏のご希望により、本イベントの収益全額を筑波実験植物園に寄付いたします。 ゲストプロフィール 奥山 雄大（おくやま ゆうだい）氏 京都大学大学院・人間環境学研究科博士後期課程終了 岩手生物工学研究センター研究員を経て現職 国立科学博物館植物研究部・筑波実験植物園　研究主幹 東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻　准教授（兼任）