表皮角化幹細胞は生体外でも表皮を再構築でき、その性質を利用した培養表皮は重度熱傷の治療などに用いられている。我々は、培養下での幹細胞の特有な動態を解析し、ライブイメージングと深層学習を用いて、無標識・非侵襲的に幹細胞を同定する手法を開発した。本手法は、再生医療製品の幹細胞含有率や再生能を評価する品質管理法としての応用が期待される。