コーネル大学との技術協定に基づき、同大学アニマルサイエンス学科長Overton教授をお招きして、最新の酪農科学をお伝えします。 今回のテーマは、酪農科学で重要な栄養素とされ、その研究が尽きることのない「タンパク」についてです。 昨年86回目の開催を迎えたコーネル栄養会議では、今もなお「ほとんどの乳牛は、今よりもさらに生産能力を伸ばすポテンシャルがある」と論じられました。そして、栄養素の利用効率を高める必要性が問われる中で「タンパクも重要な栄養素の一つである」として、最新知見が紹介されました。 タンパクは「CNCPS」などの飼料プログラムにおいても飼料の評価と設計に欠かせない栄養素です。その科学的背景と新たな知見をご紹介し、現場での対応に役立つ最新の技術情報をご提供いたします。質問時間を設け、懇切丁寧にセミナーを進めて参ります。