

GAIAのなかで、土肥真人さんと仲間たちの10年をかんがえる 僕が土肥真人さん(東京科学大学教授)と出会ったのは2013年12月中旬の週末、彼の4人の博士後期課程の院生が、そろって... powered by Peatix : More than a ticket.
イベント詳細 GAIAのなかで、土肥真人さんと仲間たちの10年をかんがえる
僕が土肥真人さん(東京科学大学教授)と出会ったのは2013年12月中旬の週末、彼の4人の博士後期課程の院生が、そろって中間発表をするという場だった。土肥研の出身で、当時景観研究センターの研究員をしていた丸谷耕太さん(現金沢大学准教授)のお誘いに興味をもち、約4時間の発表と質疑に、まことに僭越ながら、参加させていただいた。このとき東工大(現東京科学大)では、第9回景観・デザイン研究発表会が開催されていた。そこをすこし抜け出して、同じ建物の上の方の階のゼミ室に、丸谷さんとともに向かったのだった。
僕は実のところ、このとき土肥さんのことはまったく知らなかった。うかつにも土肥さんが、ランドスケープ/コミュニティ・デザインからエコロジカル・デモクラシーへの展開の、我が国における中心的担い手であることについても無知だった。それでも土肥さんはその時、まったく見知らぬ僕の、たいせつな中間発表会への参加を、ごく自然に受け入れてくださった。彼の院生や、彼の京大時代の知り合いのコメンテーターも同様だった。僕の方は、そこでの議論の質と量の豊かさに圧倒された。自然的・社会的弱者からの視点が共通していて印象的だった。その寛容さに魅了された。それ以来、土肥さんとその仲間たちと、景観研究センターとの交流が始まった。
土肥さんは2016年10月にエコロジカル・デモクラシー(エコデモ)財団をスタートさせた。「自然を直すと社会が治る。社会を直すと自然が治る」というその理念と響く特徴的な活動を、土肥研の若い人たちと前年から発足させた。都市のホームレスの人たちを、夜中に歩いて知り、彼ら/彼女らに寄り添い、その実態を世に問う “ARCH(Advocacy and Research Centre for Homelessness)”、絶滅が危惧される渡り鳥・クロツラヘラサギ(Black-Faced Spoonbill)の国際的な協働のモニタリングをとおして、世界と環境の安寧のクリティカルな重要さの共有とコミュニティの育成をはかる “SPOON”などである。また2018年4月には共生的で幸福なまちづくりを支援する “世田谷コミュニティ財団”をつくり、2025年5月には多摩川流域で多摩川をよくする活動にかかわる人々に、多摩川に代わって感謝を...
プラットフォーム: peatix / 主催者: KSU 景観研究センター / 景観セミナー