スタートアップの成長を支えるエコシステムは、国や地域によって特徴が大きく異なります。政府と連携したイノベーション創出の仕組み、各都市の特徴を活かしたスタートアップハブ、グローバル連携など、様々な取り組みが行われています。一方で、日本ではグローバルな競争力の不足や、海外に比べて早期にIPOやM&Aによる出口を選ぶ傾向があり、長期的な成長を阻害する要因となっています。この共有会は、年に4回にわたり、世界各地のスタートアップエコシステムを深く掘り下げ、それぞれの成功事例や課題、そして新たなネットワーク構築の実績などを紹介し、情報を共有することで日本のスタートアップエコシステムの活性化につなげていきます。 今回はジョージアの現在のスタートアップエコシステムについて共有するとともに、ジョージア大使をゲストをお招きし、ジョージアのスタートアップ支援の現状について伺います。ジョージアは世界で最もビジネスフレンドリーな国のひとつであり、総合的な租税負担率は世界で３番目に低く、スタートアップが成長するための魅力的な環境を提供しています。GITA、ジョージア銀行、および世界的に著名なアクセラレーターである500Globalとのパートナーシップなど、ジョージアのイノベーションエコシステムのについて詳しく伺います。