日本では2019年にがんゲノムプロファイリング検査が承認され、ゲノム医療が大きく進展するとともに、全国で広まっております。がんゲノム情報管理センターには、約10万人の検査結果が蓄積されてきております。 また、今後のゲノム医療の未来を考えると、がん、難病、そして不妊治療などフェムテックや様々な疾患に対するゲノム情報の活用が重要となってきます。その中に、AIなどのソフトウェア技術、プログラム医療機器(SaMD)などの規制などが絡み合いつつ、医療に貢献していく仕組みが発展していくと思います。その主要なプレーヤーとして、革新的な技術をスピーディーに市場に開発し、市場に投入するスタートアップにも期待が集まっている状況です。 そのような中、ゲノム医療をデータとAIの視点から、様々なステークホルダーの皆様と考えるイベントを開催いたします。 「ゲノム医療 x データ x AI」について、現状とその課題、未来への展望について、キーパーソンの話をききつつ、ネットワーキングでの情報交換に活かしていただければと思います。